ピアニストChioのまるっと一曲弾くよ♪第八弾ショパン「バラード1番」

昨年末ぐらいから着物を着てピアノを弾くのが大流行りのワタクシでした。
身体がつながると音楽も息が長く、おおらかになる気がします。
レッスンも生徒さんにも着てもらっちゃって、身体が整うのを体験してもらっています。

さて、ショパンのバラードの一番、初めてこの曲を弾いたのは確か高校1年生だったと思います。学校の音楽の授業(普通高校でした)で一人一人得意な楽器を演奏するという時に、初めてショパンの大きな曲をやらせていただいていたこのバラード1番を、クラスメイトに聴いてもらった思い出のある曲です。
一時期はどの作曲家もなぜか、晩年の作品ばかり弾いていた時期がありましたが、最近感覚がまた変わってそれぞれの作曲家の若い頃の作品を弾き始めていて、それが新鮮で自分に何だかしっくりきているのが面白いです。 続きを読む…

YouTube▶NEWピアノ奏法▶Step17前編【肩の話】▶公開しました

肩という字は、体を表す(にくづき)に戸と書き表します。
この戸は体と何をつなげるのでしょうか?

それは 手(腕)です。

残念ながら手は動かせば動かすほどにねじれはどんどん生じます。
しかもピアノを弾く時に一本一本の指の独立を求めて、分散させていくと、更に複雑なねじれを呼び起こしてしまいます。

それを解決する方法が、
合掌する祈りのポーズ

万国共通、祈りの力はやはり神聖なつながりをもたらすものなのでしょう。 続きを読む…

YouTube▶NEWピアノ奏法▶ちおメソッド誕生秘話⑧▶公開しました

古武術の実践からまあるく まっすぐ おさめる の鍵はやはり指先にあると確信したちお先生。

指先はあたっているつもりで実はちゃんとあたっていないことが多いんです。それを知るからこそ子供達の指導に最優先事項とし、指先が当たればなんとかなる!っということがわかってきました。

そして更に古武術の末端からの意識は2本の手で感じるよりも、10本の指先で感じる方が、周波数が細かくなり、軽くなっていくというムジカフマーナ的気づきに繋がっていきます。

ちお先生は今、ピアノを通して知り得たこのムジカフマーナの感覚を、ピアノだけでなくもっと普段から、身近な生活の中で活かせるようなお手伝いがしたいと考えています。 続きを読む…

YouTube▶NEWピアノ奏法▶ちおメソッド誕生秘話⑦▶公開しました

まあるく まっすぐ おさめる の重要性に行き着いたちお先生。この弾き方で初めてピアノに触れる子供達を教えたらどうなっちゃうのだろうか?

末は大ピアニストになったりして…

と心を弾ませていたら、先生の元にさっそくピアニストの卵たちがやってきました。

ところが‥‥

そして、ちょうど時を同じくして古武術との出会いによってより身体のつながりについて理解が深まっていきます。

早速この古武術からの学びを、子供たちのレッスンの中の体操に組み入れてみたちお先生。

さて、子供達はどうなったでしょう。
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YouTube▶NEWピアノ奏法▶ちおメソッド誕生秘話⑤▶公開しました

おさめる(=もどす)という話をちおメソッド以外でお聞きになったことはありますか?

「もどす」の話の前に、もう一度「まあるく」である球体のイメージがどのようにはっきりしていったのかをさらに詳しく話して頂き、「もどす」の仕組みに結びつけ実践と共に説明していきます。

まっすぐ まあるく おさめるには、様々な滞り(問題)から解放され、自然な音楽の流れを生み出すカギが隠されているのです。 続きを読む…

YouTube▶NEWピアノ奏法▶ちおメソッド誕生秘話④▶公開しました

ちお先生がリサイタルで経験した身体の異変はどうして起こったのでしょうか?
この頃、先生の中では「身体の中で感じられる球体が細胞である」ということは確かな物となっていました。
そして、身体の通りを妨げる不完全な形の細胞たちが、絡み、ねじれとなってさらに邪魔をします。その大きなねじれが外れるという経験をリサイタルでなさったわけです。
この辛い経験をただの失敗に終わらせないのが、ちお先生です。この状況の考察を続け、更に生徒さんたちによってもたらされる様々な現象についても深く検証を重ね、不完全な細胞を元に戻すことの重要性と元に戻すという弾き方にやっとたどり着いたのでした。 続きを読む…

YouTube▶NEWピアノ奏法▶ちおメソッド誕生秘話③▶公開しました

元々あがり症だったちお先生。
その頃本番でベストな演奏をするには、やはり身体と呼吸が大切ということに気がつき、身体作りをするのにピアノだけでなく、ヨガやヒーリングを始めました。すると身体がゆらゆら揺れるようになっていきました。その揺れがなんと!本番中に違った形で起こり、リサイタルで大変なことに・・・
でもそれは、このちおメソッドが生まれてくるにはとても大切なプロセスであり、神様からのプレゼントでした。 続きを読む…

YouTube▶NEWピアノ奏法▶ちおメソッド誕生秘話②▶公開しました

身体が心地よく弾ける時は、身体の通りだけでなく音の通りもいいと気がついたちお先生。
そしてそれは身体の中に「まあるい」球体のようなものを数珠のようにつなげていって、それが「まっすぐ」通った時におこります。
さらに考察は続き、いわゆる一般的に言われている脱力と同じ状態になるのですが、実は全く異なる奏法を発見したのでした。 続きを読む…